ふとん地流通協会 (Japan Futonji fabrics Supplier's Association) 概要
ふとん地流通協会(JFSA)は、主に寝具寝装品テキスタイル・製品(以下、商品)を取り扱う企業で構成している協会です。
本会は会員の自主的な事業活動を促進し、また必要な協同事業を行い、商品の販売業務を通じて
お客様の利益に貢献することを目的として作られました。
近年では寝具寝装品業界も生産地の拡大により、種々多様な商品が生産、販売されるようになりました。
当協会はそれら商品の品質の安定と安定した供給を目指し、更なる活動を続けて参ります。
会長 | 伊藤 忠一 (蔭山株式会社) |
副会長 | 仁居津 裕 (日繊商事株式会社) |
協会所在地 | 〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町3-4-9 (蔭山株式会社内) |
ふとん地流通協会の歴史
昭和51年5月に綿ふとんの側地である*更紗(サラサ)の企画販売をしている企業が集まり、『業界の安定と健全な発展』を目的に
「サラサ更友会」が設立されました。
主に品質向上や協同広告、染色工場との意見交換などの活動をしてきました。
【*更紗(サラサ);プリントした和ふとん(綿ふとん)用の側生地の総称】
昭和50年代に入り、健康寝具としての羽毛ふとんの需要が驚異的なペースで伸びてきましたが、主として商品の品質、規格等についてしばしば問題が発生していました。この様な問題を解決し、又健全且つ適正な商品を提供するために業界では関係省庁の指導を得て、昭和53年「日本羽毛寝具製造協同組合」が設立されました。
次いで昭和58年に「日本羽毛輸入協会」が設立、更に我々羽毛ふとん用織物業界にも組合結成の要望があり、昭和59年に羽毛ふとん用織物の品質基準を作成し、適正な商品の品質の安定と供給を目指して「羽毛ふとん地流通懇話会」が設立されました。
平成2年に会名を「羽毛ふとん地流通協会」と変更して事業を引き継ぎました。
そして平成12年7月1日に「サラサ更友会」と「羽毛ふとん地流通協会」が統合し、「ふとん地流通協会」として新しく発足しました。
■ふとん地流通協会発足の歴史年表
明治時代後半より | 和ふとん(綿ふとん)隆盛 |
昭和45年(1970年)頃 | 羽毛ふとん黎明期 |
昭和50年(1975年)頃 | 羽毛ふとん100億円市場に成長 |
昭和51年(1976年)5月 | サラサ更友会設立 |
和田哲㈱和田 亮介社長(当時)が会長として就任 | |
昭和53年(1978年) | 日本羽毛寝具製造協同組合設立 |
昭和58年(1983年) | 日本羽毛輸入協会設立 |
昭和59年(1984年) | 羽毛ふとん流通懇話会設立 |
蔭山㈱蔭山 照治社長(当時)が会長として就任 | |
平成 2年(1990年) | 羽毛ふとん地流通協会に会名を変更 |
平成12年(2000年)7月 | サラサ更友会と羽毛ふとん地流通協会が統合 |
・ | 「ふとん地流通協会」会長 蔭山照治 として発足 |
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平成23年(2011年) | 丸ホームテキスタイル㈱の澤 鋼一社長が会長として就任 |
平成24年(2012年)6月 | 日本製生地使用ラベル(J-ラベル)発行 |
ホームページ開設 | |
平成25年(2013年)6月 | 和田哲㈱の野村 史郎社長が会長として就任 |
平成30年(2018年) | 蔭山㈱の伊藤 忠一社長が会長として就任 |